工事実績

茨城県内の国道50号に架かる河和田高架橋や笠間跨道橋を含む7つの現場において、多様な内容の工事を行いました（写真は笠間跨道橋の床版炭素繊維シート補強）。複数現場の施工を並行して進めたため、複雑な工程管理に苦労しましたが、3Dスキャンの活用など創意工夫によって、工期内に無事故・無災害で竣工し、施主より高評価を得ました。（完成年: 2023年）

伊勢湾岸自動車道豊田東IC～飛島IC間の高架橋において、疲労耐久性の改善を目的とした23基の伸縮装置取替工事を約4年間、6回の集中工事により施工しました。高速道路を車線規制しての昼夜連続施工でしたが、日々変化する状況に対して臨機応変に対応したことで、無事故・無災害で竣工し、中日本高速道路株式会社より感謝状をいただきました。（完成年: 2023年）

曽根高架橋は、播磨臨海地域を横断する国道2号姫路バイパスの高架橋です。本工事では主に耐震対策として、水平力分担装置の設置を行いました。供用中の国道250号上空での施工であったため、特に厳しい安全管理を求められましたが、無事故・無災害で竣工し、国土交通省近畿地方整備局姫路河川国道事務所長より優良工事表彰を受けました。（完成年: 2023年）

木根川橋取付高架橋は、一級河川の荒川に架かる木根川橋へ接続する橋梁です。耐震工事として、支承取替や橋脚補強及び落橋防止装置の設置を行いました。河川区域内での施工のため、橋脚周囲の掘削は渇水期の施工となることに加え、狭い桁下空間での重機を用いる施工が多く、厳しい条件下でしたが、無事故・無災害で竣工し、施主より高評価を得ました。（完成年: 2022年）

名島ランプ出入口～貝塚JCTの間に位置する高架橋において、老朽化や予防保全対策として、炭素繊維による床版補強、鋼桁の塗装塗替及び橋脚や高欄のコンクリートはく落対策などを行いました。夜間での足場組立・解体を繰り返すという厳しい条件下でしたが、当初の工期を延伸することなく、約3年間の工事を無事故・無災害で竣工し、施主より高評価を得ました。（完成年: 2022年）

箱根駅伝のコースでもある国道15号線に架かる旭高架橋の耐震補強工事を行いました。高架下の駐車場を供用しながらの厳しい条件下での施工でしたが、利用者への影響を最小限に抑えた施工方法を提案し、無事故・無災害で完成させたことが高く評価され、国土交通省関東地方整備局より優良工事及び優秀工事技術者の局長表彰を受けました。（完成年: 2022年）

大井北部陸橋は、東京都品川区に位置する4つのランプ橋からなる陸橋で、大井コンテナふ頭の開業に先立ち、1973年に竣工しました。大型車両の通行量が非常に多いことにより、床版の老朽化が進んだため、既存の床版をすべて撤去し、新たな床版を設置する工事を行いました。昼夜を通して通行止めを伴う工事でしたが、東京オリンピック開催前に無事故・無災害で施工を終わらせることができ、施主より高評価を得ました。（完成年: 2021年）

烏山高架橋は、中央自動車道の高井戸IC～調布ICの間に位置する橋梁です。主な工事内容は、外ケーブルを用いコンクリート桁を連結し、橋脚上の継ぎ目をなくすことにより、橋本体を地震時に落橋しない構造にする工事を行いました。約1kmに渡る施工区間の周辺は住宅街であったため、騒音対策等の近隣への配慮を行い、4年半を有する長期工事となりましたが無事竣工し、施主より高評価を得ました。（完成年: 2021年）

池田大橋は、徳島県三好市の吉野川に架かる橋長294mの橋梁です。本工事では耐震対策のため、中央径間トラス部の支承取替工事を行いました。部材総重量が約6tの支承取替を行うため、当初計画にはなかった仮設架台を設置し、安全性に配慮して施工を行ったことが高く評価され、国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所から事務所長表彰を受けました。（完成年: 2021年）

新宿線浜町駅は中央区にある東京都交通局（都営地下鉄）新宿線の駅であり、開業は1978年12月21日で、今年で43年目を迎える駅です。営業中の地下鉄構内での施工であったため、最終電車が出発したあとの24時35分から、始発電車が到着するまでの3時30分までの限られた時間内で作業を行う必要がありました。工事内容にはエレベーター及びエスカレーターの更新も含まれており、一般の利用者への工事に伴う休止のお知らせ及び警備員の配置、指導、伝達等の業務に細心の注意を払い、無事竣工しました。（完成年: 2020年）

仁淀川橋は、国道33号に架かる全長374mの下路式ワーレントラス橋です。今回耐震補強工事の一つとして橋脚のコンクリート巻立て補強を行いました。橋脚は円錐形の柱で型枠を既設躯体の寸法にあわせてすべてオーダーメイドで加工する必要があったため、足場設置前に3次元測量を行いました。その成果を元に現場施工、関係機関協議と型枠加工を並行して進めることで工期を短縮でき、施主より高評価を得ました。（完成年: 2019年）